(label info)
フランス・レンヌで活動する4人組のマスロックバンド“fago.sepia”のサウンドを完全にコンプリートした、日本で独自編集盤のディスコグラフィー「the resume」をリリース。彼らが自ら運営したいたレーベル”Bolton Wonderland”からリリースられたファーストEP「l’ame sure ruse mal」と本アルバムのために書き下ろされた新曲4曲を含めた全15曲を収録した、fago.sepiaを知る重要な作品となっている。前作のLOW-PASSとのSplit EPから、ドラムにJeromeを迎えたことで、彼が持つパンクやハードコアスピリットを崇拝した、よりアグレッシブかつパワフルにアレンジした楽曲に変化を遂げて、創作意欲がさらに沸き立つこととなった。この作品では、ファーストEP「l’ame sure ruse mal」以前の楽曲は、ジャジーでリズミカルなミニマルスタイルのベットルームミュージックな楽曲とエネルギッシュかつパワフルにアレンジされた変拍子を多用した新曲とでは、明らかに彼らのサウンド変化を感じることができる。しかし、共通して言えることは、彼らが持つオリジナリティーのあるキャッチーなポップソングは、すべての楽曲にあてはまるだろう。