ボロキチ/此ノ崎ニテ(7"EP)
型番 DEBAUCH-005(DEBAUCH MOOD)
販売価格 800円(税込)
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パンクロックバンド"ボロキチ"の新譜7"EPがDEBACH MOODからリリース!ブルース・ファンクも飲み込んだノイジーに疾走するパンクロックサウンドを今作でも披露!芯に刻まれたパンクロックな要素を失うことなく前作よりも歌によったブルージーなサウンドに進化!何にも形容し難い独自のロックンロールサウンドを確立してます。全3曲収録。




(LABEL INFO)
前作において強烈なBLUES加速型stooge-punkサウンドを叩きつけた記憶も新しいボロキチ(Bo!Rock→1)、による新たな 7"EPがリリースされる。ボロキチの歴の中でも特にひたすら"ウタモノ"なナンバーから始まる今作は、ライブでもお馴染みの3曲を収録。前作『S/T 7"』との2面性としてボロキチというバンドを知るには十分すぎる内容となっている。
ディスコ前夜のTHE ROLLING STONESが打ち立てたR&B〜FUNKのポピュラー解釈と、TAR BABIESのようなフリークFUNKとの中間を活き、そこに脈々と継がれる広義でのブルースパンク〜HCの血を打ち入れたかの泥々な個性を持つ。そしてそれらを変態というよりはプログレッシブですらあるリズム隊の強引な展開で練り上げ、気合いのカッティング/電撃ギターと超個性的かつ滑らかなボーカルによって形骸化してしまった世のものを刺激的に捻じ曲げてくれるのだ。(前作と比べてポジティブな歌詞にも注目を)一リリース側としての主観ではあるが、決して古臭くはなく、
Wrangler Brutesのようなバンドが持っていた(であろう)音楽的な遊び心と計算された変質性との合致を天然的に地でいく面白さがあると感じる。独自のキャッチーさは多くの様々な濃いバンドや聴き手、その他から支持される理由を強く表している。そもそもボロキチは昔からそうだった。ブルースが加速しすぎて焼き切れ、オイルにまみれ、ディスコに突っ込み、その油分と脂分と血と匂いが染みつき、思念を残したようなイメージが蒸し暑く湧き上がる傑作となっております。

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