型番 |
snuff-127(snuffy smiles) |
販売価格 |
840円(税込) |
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京都の3ピースポップパンクバンド"SANHOSE"の4曲入り7"EPがSNUFFY SMILESからリリース!2009年にUNDERGROUND GOVERMENTから1stCDをリリース後ドラマーが脱退、現在のメンバー編成となりコンピ参加等を経て久しぶりの単独作となる今作はこれまでの音源でもみせたSCREECHING WEASEL,THE QUEERS,RECESSバンド等を彷彿とさせるポップパンクサウンドは芯にもちつつもそれとはまた違う良い意味で一筋縄ではいかない捻くれた、ただただポップなだけではない毒をもったパンクロックサウンド展開でセンス素晴らしいです!上記バンドファンはもちろん、LEMONHEADS,MATTHEW SWEET,SNUFFY SMILESファンにおすすめ!
(LABEL INFO)今回も栄森さんのインフォが最高なんで転載。
日本のポップ・パンクを代表するバンドのひとつ京都のSANHOSEの4曲入りE.P。SANHOSEは2006年に本格的活動を開始した3ピース・バンド。バンド名は近所のガレージの名前「サンホセ」からいただいたとのことで、そのために綴りがローマ字綴でアメリカの地名のSANJOSEではないというどうでも良い話。2009年にUNDERGROUND GOVERMENTより1st CD [cicada]をリリースし精力的にライヴ活動を続けるもドラマー脱退。その後は正式ドラマー決まらぬままに活動を続けたが昨年の7月に遂に新ドラマーとして遅れて来たメロコア少年カズが正式加入。その後もライヴを重ねて行くうちにタイトさが増し、5本目となる最新デモ・テープでは今までにない完成度の高さを見せた。また、昨年はI HATE SMOKEのコンピCD、今年になってはM&WのRAMONES COVER CDにも参加と活動の幅も広げている。彼らが影響を受けたバンドは聴いた誰もが頷くであろうSCREECHING WEASEL/THE QUEERS/THE VINDICTIVESの3大ポップ・パンク・バンドの他にMEAT PUPPETS/THEY MIGHT BE GIANTS/XTC/MATTHEW SWEET/THE SOFT BOYS/LEMONHEADS/NIRVANA、そしてLOOKOUTらRECESS周辺のバンド群と多用であるが一言で括るならポップでありながらもどこかひねたセンスを持ったバンドばかりと言えるかと思うがまさにSANHOSEもそういうバンドのひとつと言える。冒頭で自らポップ・パンクと紹介してしまったが単にポップ・パンクという言葉で済ますことのできないセンスこそが彼らの魅力である。いわゆるRAMONES/WEASEL PUNKと呼ばれるバンドに通じるものもありながら80年代のニューウェーヴや90年代のオルタナの流れも感じさせるサウンドはフロントマンであるシンガー・ギタリスト、タケシ・リッチマンの辿ってきた音楽的歴史の蓄積を感じさせる。ANGELIC UPSTARTS/COCKNEY REJECTSなどのOi!バンドやDISORDERなどのU.Kハードコアを聴いていた時期もあるという、ルックスからはなかなか察しのつきがたい柔軟なリスニングこそがSANHOSEのポップでアグレッシヴでカオティックな音楽を作っている。その彼のとっ散らかってまとまりのないセンスが新ラインナップのメンバーでついにSANHOSEサウンドとして昇華しつつあるのが現在の彼らである。だからこそ今の彼らは面白い。だからこその7インチリリースの収録曲4曲は彼らのサウンドの意外な多様性に触れることができる。多様でありながら全てがまぎれもないSANHOSEサウンド。こういうバンドはなかなか珍しいと私は思う。個人的にはDEAD MILKMENやGUIDED BY VOICESなどに近いものを感じたりもする。別にどちらにも似ているわけではないが。CAR 10の7インチ気に入った人などにも是非聴いてもらいたい。そうそう、永遠の29歳、ベースのジュンコのキュートかつふてぶてしいプレイももちろん素晴らしい。今後も幾つかのオムニバスなどのリリースが続くとのこと。あと、地下活動的メロディック系(?)他、多様なバンドの京都ライヴの企画を一手に引き受ける献身的なオーガナイザーとしての面には脱帽である。色々誉めたが、最後に、サウンド同様ポップかつストレンジな、タケシ・リッチマンによるカヴァー・アート、そして、個性的なルックスと滑りの良いMCも要注目であると言っておこう。京都に移住して間もなく知り合いになったバンドの音源を遂にリリースすることができたのは誠に感慨深いことであると思う初秋であった。ポップで狂っているもの好きな人に是非聴いて欲しい。