衝撃!!PASTAFASTAで地獄の声を出し狂っていた山本の将さん率いるエモ・メロディックパンクロックバンド"falls"のデビューミニアルバムがwaterslide recordsからリリース!初めてこのバンドを聴いた時の衝撃ったらなかったですよ。あのSYO YAMAMOTOがこんな透明感のある声だったなんて。。そして、楽曲もUSエモリヴァイヴァルにもろに共鳴するサウンドで一言で言ってしまえば楽曲の雰囲気は彼らが敬愛するALGERNON CADWALLADERのそれと同じ!しかし、日本人ならではな和心というか良い意味でいなたい雰囲気が加わりさらにはNO IDEA,SNUFFY SMILE的なパンクロック要素も合わさり独特のサウンドへとしっかり姿を変えデビュー音源からfallsサウンドを提示してしまっているこれは、今年の問題作の一つと言えるでしょう!90's emo〜'10s revival emoと言われるこの昨今の流れをもろに継承し、変則チューニングかつしっかりと歌がのってというバンドって実は国内にまったくいなかったですよね。もしかしてこれが最初の国内エモリヴァイヴァル系バンドなのか!?今年の海外エモバンドの来日連発の中、国内からこういうバンドが出てくるってことはもしかして...なんて諸々思っちゃう個人的には超注目作!ALGERNON CADWALLADER,SNOWING,PRAWN,ANNABEL,EVERYONE EVERYWHERE...好きな人は即買い必至。
(LABEL INFO)
久々の久々にですよ全くもって無名の国内バンドの第一発目のデビュー音源を産み落とすのは!
それくらい衝撃を受けたバンドです。もう1曲目の"dead"のベースのイントロを聴いた時点で
俺が出さないで誰が出すんだって勝手に思ったくらいの天命を感じたのです。
吉祥寺周辺で活動している「falls」のリリースを決めた時は彼らが誰なのかなんて一体知りませんでした。
ただ、メールオーダーを定期的にしてくれていたMae少年から自分のバンドを聴いてもらえないかと録音した音源を送ってくれた「dead」のベースラインで即時に惚れ込みリリースしたいことを伝え会う約束をし、その場所に出向いたところに
やってきた他のメンバーを見て、あれ?俺この人知ってると思ったのが、この「falls」でボーカル・ベースで
このバンドの中心人物だったのがPASTA FASTAのsho yamamotoでした。
俺の知ってるsho君はPASTA FASTAのイメージしかなくこんな繊細なメロディック・パンクをやる想像なんてなかったので驚いた!
恐らくPASTA FASTAを知ってる方は同じような印象を抱くと思う。
1曲目の"dead"はオープニングトラックとしては完璧な疾走感をもつキラートラック!縦横無尽に奏でるギターフレーズが
曲中左右で鳴りまくり、フック聴きまくりの主旋律メロディーとライブじゃ全員合唱必須のコーラスにテンション上がらずにいられない。
続く"In The Way Back"はイントロのキラキラギターから前編を通し流れるサウンドに合唱メロディーが現在進行形エモファンの心も捉えるだろう。
"Imagination Ghost"は「falls」がメロディーを書けるバンドを象徴する1曲。"Summer Summarysong"は彼らが敬愛するmalegoatからの
影響も昇華したエモ/インディーロックチューン。そしてタイトルトラックの"Wednesday"。
全ての曲がシングルカットしてもいいんじゃないかと思える濃厚な5曲。これが初音源。
このハードルを乗り越えなければいけない次作は大変だろう。
sho yamamotoのギターを思わせるベースフレーズ、GMOの自由でオリジナリティーのあるギターワーク、
初期衝動の爆発したMaeのドラムで彼らは余裕で乗り越えていくだろう。
前編を通してまさにWATERSLIDEがこれまでに提示してきたメロディックサウンドの全て兼ね備えた嫉妬せずにはいられないセンスの固まり。
それがこのfallsだ。結成からライブ回数は少ないものの多くの人にすでに注目を集めているのも当然だろう。
malegoatのメンバー全員がすでにお気に入りというのもうなずける。(オニギリ・ギリオ)
大分前からですが再びエモ・ブームがアメリカからじわじわ到来してきて(ここ最近名の通ったレーベルのリリース物を見てもエモの名盤多し)、
日本でも若いのやら、若くないのやらすっごく良いバンドが頭角を現し出して高まってます。その中でこのfalls聴いた時は、グッときました。
COMEBACK MY DAUGTERSがどこかに忘れて置いてきてしまったエモ・センスを再び感じさせてくれた音楽だからです。
ギターのキラキラ感と鳴り方、ドラムのポイント、ポイントに入ってくるタム使いが一時夢中になって聴きあさった90'sエモを
再び甦らせてくれるだけじゃなく、思わず納得させられしまう素晴らしく分かりやすいメロディーに心奪われるこの感じ。
全曲耳に残るメロディーって素晴らしくないですか?エモも多種多様なサウンドの括りとして使われる言葉になってますが、
展開のひねくれや難解さなんて皆無のGET UP KIDSや90'sエモバンドが提示したエモショーナルで、
心を洗われるクリーンなギターのトーンに癒されながらも拳突き上げたくなるこの熱量と感情こそが久しぶりに欲しかったエモなわけです。
そして全ての楽曲を引っ張るこののびやかなヴォーカルの声質こそこのバンドの決定打。
それだけじゃないのがドラムが取るコーラスとの絡みが合唱型のメロディックやPOP PUNKが好きで熱くなってた時期を
思い出させてくれる曲だからこそfallsが各方面で話題になるのも頷ける。2015年の注目株は間違いなく「falls」だろう。(R)